以下の条件に従って、コードを書いてください。
List<Integer>
型の変数numbers
を宣言し、1
から5
までの整数を順に格納してください。numbers
の各要素を順番に取り出し、その値を 2 倍にして、System.debug()
を使ってコンソールに出力してください。
解答例
// List<Integer> 型の変数 numbers を宣言し、1 から 5 までの整数を格納
List<Integer> numbers = new List<Integer>{1, 2, 3, 4, 5};
// numbers の各要素を取り出し、その値を 2 倍にしてコンソールに出力
for (Integer num : numbers) {
Integer doubledValue = num * 2;
System.debug('Doubled Value: ' + doubledValue);
解説
この問題では、以下のことを行う必要があります。
numbers
という名前のリスト(複数の数字を保存できる箱のようなもの)を作る。- そのリストに
1
から5
までの数字を順番に入れる。 - そのリストの中の数字をひとつずつ取り出して、2 倍にする。
- 2 倍にした結果をコンソール(プログラムの動作結果が表示される画面)に表示する。
1. リスト numbers
の作成
List<Integer> numbers = new List<Integer>{1, 2, 3, 4, 5};
- List:リストとは、たくさんの数字やデータをまとめて一つにして保存できるものです。この場合、
List<Integer>
という型のリストを作っています。このInteger
というのは、整数(小数点がない数字)のことを意味します。 - {1, 2, 3, 4, 5}:
numbers
というリストに1, 2, 3, 4, 5
という5つの数字を入れています。
2. リストの中身を取り出して処理する
for (Integer num : numbers) {
Integer doubledValue = num * 2;
System.debug('Doubled Value: ' + doubledValue);
}
- for (Integer num : numbers):これはリストの中の数字をひとつずつ順番に取り出している部分です。最初は
num
に1
が入り、次に2
,3
,4
,5
というふうに進んでいきます。 - num * 2:取り出した数字を
* 2
で2倍にしています。例えば1
が取り出されたら、2倍になって2
になります。 - System.debug(‘Doubled Value: ‘ + doubledValue):2倍にした数字をコンソールに表示するための命令です。例えば、
1
を2倍にした結果である2
を表示します。
3. コンソールに表示される内容
このプログラムを実行すると、以下のような結果がコンソールに表示されます:
Doubled Value: 2
Doubled Value: 4
Doubled Value: 6
Doubled Value: 8
Doubled Value: 10
これは、リストに入っていた 1
から 5
までの数字を2倍にした結果です。
ポイント
- リスト:数字やデータをまとめて保存できるものです。
- forループ:リストの中のデータを1つずつ取り出して処理するために使います。
- System.debug():コンソールに結果を表示するための命令です。